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all the timeの意味・使い方!alwaysやat all times等の違いもハッキリとさせよう!

今回は“all the time”の意味や使い方を解説していきます。

 

会話などで”all the time”は、「いつも」という意味ですよね。

ただし、単純に「いつも」とだけ覚えていると、ニュアンスを間違ってしまう可能性もあります。

 

似たような意味を持つ表現である、

  • always
  • every time
  • at all times
  • all time

などとの違いを押さえて、”all the time”の使い方と意味をはっきりさせておきましょう!

 

 

“all the time”の意味と使い方(例文)

“all the time”の意味

  1. その間ずっと
  2. いつも
  3. 常に
  4. 四六時中
  5. ひっきりなしに

 

「ある期間の間ずっと」「継続して」という意味があります。

また、「繰り返し」や「習慣的に」というニュアンスでも用いられます。

 

“all the time”の使い方(例文)

・The radio was on all the time.

ラジオがずっとついていた。

・She was silent all the time.

彼女はずっと黙っていた。

・I play the guitar all the time.

私はいつもギターを弾いている。

・He is busy all the time.

彼はいつも忙しい。

・I study alone all the time.

私はいつも一人で勉強している。

 

語法としては、動詞の後(例えば文末)に”all the time”が置かれるのが基本です。

 

 

“all the time”と”always”との違い

次の2つの例文を比べてみましょう。

(1)I am always busy.

(2)I am busy all the time.

 

両方とも、「私はいつも忙しい」と解釈できますね。

alwaysとall the timeは、基本的には同じ意味と考えても大丈夫です。

 

ただし、微妙なニュアンスの違いもあります。

“all the time”は、単純に「いつも」というだけでなく、「ある特定の期間において、ずっと」と期間を指定する時に使います。

 

一方、”always”には、色々な意味があり、

  • いつも、常に(all times, at all times, every time)
  • とても長い間(for a very long time)
  • 永遠に (forever)

などを表すことができます。

 

そのため、“always”の方が、”all the time”よりも広い意味を持つと言えます。

言い換えれば、”all the time”の意味は、”always”の意味のうちの1つと言う事ですね。

 

また、語法・文法としては、”all the time”が動詞の後に置かれるのに対し、”always”は一般動詞の前(be動詞の場合は直後)に置かれるという違いがあります。

 

否定形の場合は、意味が変わるので注意!

上で述べましたように、肯定文の場合、”all the time”と”always”は同様の意味と考えることができます。

 

しかし、否定文の場合は、意味が変わってくるので注意が必要です。

 

以下の例文を考えてみましょう。

(1)I am not always busy.

(2) I am not busy all the time.

単純に考えると、両方とも「私はいつも忙しくない」と訳されるのですが・・・。

 

(1)の例文では、notがalwaysにかかっています。

そのため、「いつも忙しいという訳ではない」⇒「忙しい時と暇な時がある」のように解釈することができます。

 

一方、(2)の例文では、not busyをall the timeが修飾しています。

そのため、「いつも忙しくない」⇒「いつも暇」のようにとらえることができます。

 

このように、語順の違いによって修飾する対象が変わり、意味に違いが生じることがあります。

 

 

“all the time”と”every time”との違い

“all the time”も”every time”も、「いつも」と翻訳されますよね。

ですが、決定的に異なる点があります。

 

ポイントは”time”の意味の違いです。

“all the time”のtimeは、「時間、期間」の意味で使われています。

 

一方、”every time”のtimeは、「回数」の意味です。

このtimeは、”first time”(初回)や”next time”(次回)の場合と同様ですね。

 

そのため、

“all the time” が、ある期間においての「いつも」であるのに対し、

“every time”は、何かが起きたとき毎回という、「いつも」になります。

 

every timeは、「~の度に」や”each time”の意味あいになり、wheneverで言い換えることもできるでしょう。

 

次の例文の意味を比較してみましょう。

(1)I am busy all the time.

(2)I am busy every time.

 

(1)は、継続的にずっと忙しい状態を表しています。

(2)は、(何かがあったときに)毎回、いつも忙しい状態を表しており、継続的に忙しいとは限りません。

 

なお、every timeを使う時には、その後にどんな毎回なのかを説明した方が分かり易いですね。

 

“all the time”と”at all times”との違い

“at all times”の意味は、「いつも」「常に」です。

“at all times”と”all the time”は、基本的には同じの意味と考えても問題ないでしょう。

 

ここでもtimeについて考えてみると、”at all times”では、timeが複数形になっていることからも、「回数」の意味と考えられます。

そのため、”at all times”は、「(~のときは毎回、必ず)いつも」というニュアンスがあります。

 

それもあって、“at all times”の「いつも」は、”all the time”の「いつも」よりも厳格なイメージです。

 

例えば、本当にいつも忙しくなくても、大袈裟に”I’m busy all the time.”と言うことがあるかもしれません。

ですが、”at all times”は、「必ず、いつも」というニュアンスが強いです。

・Wear a seatbelt when driving at all times.

(運転する時は、いつもシートベルトを着用してください。)

 

 

“all the time”と”all time”との違い

“all the time”には「the」が付いているので、「特定の」期間という意味で使われます。

あるいは、繰り返しや習慣のニュアンスもあるので、“very often”と近い使われ方もされますね。

 

一方、all timeの場合は、特に期間が指定されません。

そのため、

  • 非常に長い間(あらゆる時代において)、
  • 前代未聞の(空前の、史上の)

という意味になります。

 

・He is the all time best player.

(彼は史上最高の選手だ)

・all time high

(最高記録)

 

むすび

以上、”all the time”の意味や使い方についてまとめてみました。

 

“always”、”at all times”、”every time”など似たような表現があって、最初は混乱してしまうかもしれませんが、意味の違いに注目することで、”all the time”のニュアンスがよりハッキリと分かるようになるのではないでしょうか。

 

ご参考になりましたら幸いです。

 

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