TEOFL ITPスコアの目安!大学平均、留学の基準とは?TOEIC,英検との比較も
この記事では、TOEFL ITPスコアの目安について、
「どれくらいの点数だと、どれぐらいの英語力といえるのか」
をお伝えしています。
「これからTOEFL ITPを受験する場合、どれくらいのスコアを目指せばよいか?」
「既にテストを受けて、自分のスコアだと英語力はどれぐらいなのか?」
などの参考にしてみてください。
Contents
TOEFL ITP点数のレベル区分
ITPでは、310点から満点の677点までの間でスコアが算出されます。
そして、スコアは、英語力の高い順から
- C1レベル(627~677点)
- B2レベル(543~626点)
- B1レベル(460~542点)
- A2レベル(337~459点)
の4つに分類されます。
C1~A2の各レベルについては、↓↓の記事に詳しく記載しています。
- TOEFL ITPとTOEFL iBTとのスコアの換算
- ITPとTOEICの比較
- ITPと英検の比較
大学留学の最低基準とは?
留学にはITPとiBTのどちらを受験するべき?
toefl試験には、
- 個人で受験するiBT試験、
- 集団で一斉に受験する際に使われるitp試験
の2種類があります。
もし正式な留学の手続きをお考えの場合には、ITPでなくiBTを受験することになるでしょう。
ITPは、集団で受験するものなので、正式な手続きには使えないことがあります。
最近では、IPTよりもiBTが徐々に主流になりつつあり、履歴書にもiBTスコアを記載することが好ましいとも言われています。
ですが、ITPスコアが全く使えないということではありません。
大学内での交換留学や、企業内での海外勤務などの基準として、ITPスコアは良い目安になります。
海外での受け入れ先ごとに基準のルールが設定されていると思いますので、それに合わせてiBT、IPTのどちらのスコアが必要か確認してみて下さい。
最低ラインは500点
英語圏で海外留学生の受け入れをしている大学では、それぞれ最低ラインを設定しています。
そのため、自分のスコアによっては希望する大学や大学院への入学が認められないという事態にならないために、志望校でどのぐらいのスコアが必要なのか、その目安を知っておくことはとても大切なことですね。
学校名を問わずにどこでも自分のレベルに合った大学へ留学したいという場合には、最低でもtoefl itpテストで500点程度の英語力が必要となります。
どのぐらいの英語力かというと、日常会話がある程度できるレベルと言えるでしょう。
大学で講義を聞いたり、ビジネスシーンで会話をする場合にも、500点あればある程度理解ができると解釈されます。
大学院に進学するなら
大学院への進学となると、500点程度では受け入れ可能な教育機関は少なくなってしまうので、最低でもitpスコア550点程度は取得していたほうが安心ですね。
ただし、このラインは留学可能なギリギリのラインということで、この点数があっても留学先の学校を選ぶことは難しいものです。
一流校や難関校への留学を希望するなら、もっと高いスコアを獲得しておくことが必要で、例えばアメリカのアイビーリーグ系の難関校を志望する場合だと、最低でも550点が合格ラインとなります。
ただし、実際に難関校へ留学する生徒たちの平均スコアを見ると、600点が平均となっているので、550点で入学が許可されたとしても、入学してからが難しくなってしまう事が予想されます。
そうした部分を考慮しながら、どの留学先が自分に合っているのかを賢く選びましょう。
日本の大学生の平均点は?
次に、一般的な日本の大学生のスコアについて触れていきましょう。
調べたところ、大学生の平均スコアについて、はっきりとした統計は見つけられませんでした。
そのため、以下は仮定に基づいた推測になります。
TOEFLに比べて受験者数が多いTOEICでは、大学生の平均点は450点程度と分かっています。
TOEIC 450点は、TOEFL ITP スコアで453点程度です。
なお、換算には、こちらの記事に記載の換算式を用いました。
ということで、日本の平均的な大学生の英語力は、ITPスコアで450点前後ではないかと考えられます。
ただし、換算式の精度自体に限界があることをご了承ください。
なお、千葉大学の学生の平均点は、461点とのことです。
(出典:https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/102530/S24326291-1-P123-DOI.pdf)
スコアアップのためにできる事
toefl試験は、英検やTOEICなどと比較するとスコアをアップすることが難しいと言われています。
その理由は、受験者のレベルがもともと高いため、試験自体が難しく作られているという点や、受験人口が少なく、改善する必要性がそれほど求められていないなどがあげられます。
そうした特徴を持つ試験においてスコアを少しでもアップするためには、問題形式に慣れるために過去問を何回も解いたり、専門書を読んで難しい文章に慣れておくなど、普段からコツコツと努力を重ねることをおすすめします。
こちらにTOEFL対策におすすめの参考書をまとめています。
⇒TOEFL itpの参考書のおすすめ紹介【リーディング・リスニング・単語帳】
とりあえず、これだけ知っていれば、短期間で効率よくスコアアップできるでしょう。