TOEFL IBTのスコアとレベルの目安!英検やTOEICに換算すると?
進化したTOEFLテスト
海外の大学などに進学する際には必要不可欠だったTOEFLテストは、インターネットが普及していなかった時代には筆記のみというテスト形式でした。
しかし、ネットの普及に伴ってスピーキングやリスニングなども試験に盛り込まれるようになりました。
現在では、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングという4つのセクションから構成されるtoefl ibt形式となっています。
それぞれのセクションは30点満点なので、toefl ibtスコアの満点は120点満点となります。
toefl ibtは、英語圏への留学を希望する人たちが受験するテストで、世界中で合計3000万人以上とも言われる大勢の人たちが同じテストを受験しています。
これらの受験者がどのぐらいの英語能力を持っているかというと、大学などへの入学や奨学金などに関する目的で受験する人が多いということを考慮すると、中級から上級の英語力を持っている受験者が多いと言えるのではないでしょうか。
気になるスコアの目安、TOEICや英検と比較すると
toefl ibtでは、各セクションごとにスコアの基準が決められています。
toefl ibtスコアを受け付けている機関では、受験者のセクションごとのスコアやトータルスコアなどを考慮するわけですが、日本人の私たちにとっては、目標を設定するうえでTOEICや英検と比較したほうがレベルを理解しやすいという人は多いですね。
英検に換算すると
英検に換算すると、英検1級レベルはtoefl ibtで100点以上ということになり、英検準一級だとtoefl ibtで80点以上というレベルが目安となります。
ちなみに、2級なら60点以上、準2級なら45点以上、3級で20点以上を目安にすると良いでしょう。
TOEICに換算すると
社会人の場合、英語力を客観的に示す指標としてTOEICを受験する人が多いのですが、TOEICのスコアからtoefl ibtの大体の目安を予測することも可能です。
例えば、外資系企業への転職に必要だと言われているTOEIC900点なら、toefl ibtに換算すると110点以上という高得点が必要となります。
また、英語での日常会話がそれなりにできるとされるTOEIC700点は、toefl ibtに換算すると70点程度というレベルになります。
なお、TOEFL itpをTOEICや英検に換算した場合については、こちらをご覧ください。
⇒toefl itpのスコアとレベルの換算方法、スコアの見方・計算とは?
教育機関は最低スコアが開示されていることも
非英語圏からの学生の受け入れを行っている英語圏の教育機関では、toefl ibtの最低スコアが開示されていることがあります。
例えば、アメリカ現大統領のトランプ氏が卒業したペンシルベニア大学の場合には、toefl ibtは最低でも80点以上なければ難しいでしょう。
しかし、留学生の平均スコアは100点なので、80点で合格できたとしても入学してからがかなり高めのハードルになることが予想できますね。
TOEFL iBTを受験する方は、試験会場についてもチェックしてみてください。
⇒TOEFL iBT試験会場のおすすめ!ランキング&口コミ(評判)