英検3級の二次試験(面接)は過去問で対策!失敗するポイント・合格のコツとは?
英検3級から面接があります
英検にはたくさんの級がありますが、英検3級から上は1次試験となる筆記試験に合格すると、2次試験として面接試験が行われます。
2次試験は1次試験とは試験方法ががらりと変わり、面接官の前で英語のリスニング力とスピーキング力が試されるという方法になります。
「面接ならその場の雰囲気で押し切ろう」と試験対策を全くしない受験生がいるのですが、できるだけ確実に合格するためには、やはり過去問から傾向と対策をしっかり把握して適切な準備をする方が安心ですね。
失敗するのはココ
英検3級では、面接官から英語で質問を受け、それに対して英語で答えるという形式の試験が行われます。
近年では小さい頃から英会話教室に通っている人が多いため、面接試験だからと言って緊張してパニックになってしまうというケースは少なくなっています。
しかし、英会話に慣れ過ぎてしまうと、英検の面接試験で失敗してしまう事があるので注意しなければいけません。
それは、英語の質問に対して正確に答えることができないということです。
日本語での会話でも、英語のネイティブの会話でも、実際の日常会話においては何か質問をされたことに対して、単語だけで答えるということは多いものです。
たとえば、机の絵が描かれたカードを見せられて「これはなんですか?」と聞かれたら、日常会話だと「机」と単語一つで答えてしまう事は多いですよね。英会話でもそうでしょう。
しかし、英検の面接試験においては、単語のみで答えるのはNGなのです。
「What is this?」と聞かれたら、「desk」だけで答えるのではなくて「That is a desk.」と文章でしっかり答えることが得点につながります。
普段から英会話には自信があるのに、なぜか英検3級の二次試験には不合格になってしまったという人は、もしかしたらそうした部分で得点を稼げなかったのかもしれません。
合格のコツは?
英検3級の二次試験に合格するためには、単語だけではなくて文章でしっかり答えるという点に加えて、他にもいくつかのコツを知っておきたいものです。
例えば、「Who is this man?」と質問された場合、答えは「This man is a police.」ではなくて「He is a police.」と代名詞を使うのが一般的です。
きちんと代名詞を正しく使えているかどうかという点もまた、面接試験ではチェックされることになります。
対策としては、普段から英会話をする時の答えは、単語だけではなく文章を正確に答える習慣を身につけるのが良いでしょう。