英検2級ライティングの配点と、効果的な試験対策とは?
英検の試験対策
高校卒業程度のレベルと言われている英検2級を取得するためには、まったく準備をせずにぶっつけ本番で受験するよりも、事前にきちんと傾向と対策を把握して少しでも高得点につながる戦略を立てることが必要です。
2015年までは、英検の合否は正答率によって決まっていたので、難しい問題でも簡単な問題でも、一定の正答率があれば合格することができていました。
しかし、2015年以降では合否の判定基準が変わったため、全体的な正答率だけでは合否を予想することは難しくなっています。
現在では、試験を受験した人全体の回答正答率を出しながら、難しい問題なら配点は多めとなり、簡単な問題だと配点は少なめになるという採点方法がとられています。
以前と比べると、より公平な合格基準になったと言えるでしょう。
ちなみにこの採点システムは、英検2級だけではなくすべての級を通して共通しています。
ジャンルごとに1問の重みが変わる
英検の問題は、大きく分類するとリーディングとライティング、そしてリスニングに分類することができます。
普段英会話に慣れ親しんでいる人なら、リスニングで高得点を狙いたいところですが、ほとんど英語を耳で聞くことがない人にとっては、リスニングで高得点が取れない分、ライティングやリーディングで得点を稼ぎたいですよね。
ライティングに重点が置かれた配点
英検2級では、2016年あたりからライティング分野に関してより重点が置かれるようになっています。
1問あたりの得点でいうと、リーディング分野で1問正解する場合と比べてライティング分野では5倍の得点を稼ぐことができます。
これは大きいですよね。
英検2級のライティングでどのような問題が出題されるかというと、基本的には英作文が多くなります。
普段英文を読むという習慣はあっても、自分で考えたことを英語で表現することが得意という人は意外と少ないため、この部分をしっかりと試験対策しておけば、英検2級の合格に近づきやすくなるのではないでしょうか。
ライティングの試験対策はどうする?
英検2級での合格を目指す場合には、ライティング分野における試験対策は欠かすことができません。
具体的に何をすれば良いのかというと、普段から考えていることを英語で表現する機会を設けるのが理想的です。
例えば、日記やブログなどは日本語だけでなく英語でも表現する習慣をつけたり、英語の新聞や雑誌などを読んで、どんなふうに表現しているのか別の観点から読み直してみるなどの習慣をつけるのが効果的ですね。