英検3級二次試験(面接)の合格率・時間とは?服装はどうする?
受験者はなんと毎年65万人、合格率は?
英検にはいくつかの級がありますが、そのうち英検3級は中学校卒業ぐらいのレベルとなっています。
英検は中学校に入学すると受験し始める人が増え、中学校卒業前に英検3級を取得する人は少なくありませんし、高校に入学した直後に英検3級を受験する人も多いですね。
合格率は?
3級の受験者は、毎年全国に65万人程度います。
ただし、英検3級には筆記試験を行う一次試験と、面接形式で試験をする二次試験とがあります。
合格率は、一次試験も二次試験も大体60~70%程度となっています。
一次試験、二次試験を通した全体の合格率でいうと、50%程度です。
(受験者数や合格率は、ある程度変動しますので、あくまで目安になります。)
2次試験の面接時間や服装は?
面接の試験時間
2次試験の際には、集合時間が指定されます。
集合時間は、2次試験の受験票で指定されているので、受験者は確認しましょう。
3級の2次試験は、原則的に午後に行われることが多いですね。
そして、試験の終了時間は、集合時間から75分後です。
つまり、最大で75分掛かるということです。
ただし、試験の時間自体は、それほど長いものではありません。
実際に試験を受けている時間(面接している時間)は、10分程度です。
服装はどうする?
初めて受験する場合には、どんな服を着ていけば良いのか気になりますよね。
これに関しては、特に指定はありません。
入試や就職の面接ではないので、ラフ過ぎない服装であれば問題ないでしょう。
学生であれば、学校の制服でも良いです。
私も中学生のころに3級を受験しましたが、そのときは私服で行きました。
まずは筆記試験対策を
もちろん、最初の筆記試験(一次試験)に合格しなければ次の面接試験(二次試験)に進むことはできません。
そのため、筆記は苦手だけれど面接で得点を稼げばいいかな、ということはできないのです。
まずはしっかりと筆記試験対策をして合格した上で、面接試験の対策や準備に取り組むことが必要ですね。
二次試験の合格率が60~70%というと、何だか不安になってしまうという受験生はたくさんいます。
級が上がれば上がるほど難易度が高くなって合格率は低くなりますが、英検3級はきちんと準備していればかなり高い確率で合格できる級です。
侮ることなくきちんと試験対策をして準備することで、一発合格を目指したいですね。
面接試験の対策
英検3級の面接試験では、4つの質問が出題されます。
鉛筆が必要なテストではなく、面接官との口頭試験なので、落ち着いて取り組みたいですね。
1問目
まず、1問目は音読試験になりますが、最初にカードが渡されて、それを最初に20秒間黙読して意味を把握し、その後、声に出して音読することになります。
ネイティブ並みの発音でなくても全く問題はありませんが、恥ずかしいからと小声でモジモジしていると、面接官に何を言っているのかが聞こえないため減点されてしまいます。
大きな声でゆっくりと、はっきり音読するのがコツですね。
2問目
2問目は、音読した文章の内容について質問されるので、それに対して英語で答えるという問題です。
英会話に慣れている人だと、質問に対してうっかり英単語一つで答えてしまうケースがありますが、これはNGです。
しっかりと一つの文章として答えましょう。
3問目
3問目は、イラストを見せられてそれに対して質問がされ、英語で答えるという問題となります。
この場合にも、文章で答えるのが基本です。
4問目
4問目は、面接官に英語で質問をされて自分の意見を述べるという問題になります。
過去問で試験対策がしにくい部分なのですが、問題自体はそれほど難しいわけではないので、こちらも文章で答えることが得点を稼ぐポイントとなります。