TOEICの点数配分は?配点を考慮したスコアアップ作戦!
リスニングセクションとリーディングセクション
toeicテストは、大きく分類するとリスニングセクションとリーディングセクションとに分かれていて、それぞれの点数配分は495点ずつとなっています。
合計すると990点となり、この点数がtoeicテストにおける満点となります。
このテストでは、1問あたり何点という平等な点数配分になっているわけではありません。
配点は相対的に決まる
難易度が高い問題なら配点が高くなり、簡単な問題だと配点も低くなるという形式になっているので、正答した数が多いからといって必ずしも高得点になるとは限りません。
しかも、toeicのスコアは他人との正答率を考慮しながらの配点となります。
つまり、そのテストの受験生の出来に応じて、配点が相対的に決まるということです。
自分自身が「かなり手ごたえが良くて高得点だったに違いない」と感じた問題だと、他人も同じように感じている可能性が高いですよね。
そのため、手ごたえと点数がなかなか比例してくれないというジレンマに陥りやすい試験でもあるのです。
作戦を立てるべし
toeicテストは問題数がとても多いため、最後まで終わらなかったという受験者はたくさんいます。
最後まで終わらないということは、最後の方の問題がノーマークになっていたり、考える時間がないために勘で適当にマークしたということになります。
そうすると、最後の方の問題は正答率が低い傾向になります。
ここで、toeicテストでは正答率が低い問題だと配点が高くなるという特徴があることを思い出しましょう。
スコアアップを狙うなら、まずは「正答率が低くなると分かっている最後の方の問題から取り組む」という方法もアリです。
問題数が多いtoeicのような試験では、どこにどのぐらいの時間をかけるかという作戦によって、結果が大きく影響されますし、作戦次第で英語力自体は同じでもスコアアップすることが可能なのです。
しっかりと時間配分を意識して解き進めることができれば、100点以上スコアがアップすることも珍しくありません。
得点アップしたい方は、こちらの記事に目を通してください。
⇒TOEICの時間配分の目安!新形式リーディングではどうする?
誰もが苦戦するのはどこ?
toeicテストの中には、受験者のほとんどが苦戦を強いられるセクションが存在しています。
それが、リーディングセクションの後半に出てくる読解問題です。
長文を読んだ上で答えなければいけないため、多くの受験者が焦りながら長文を読むことになりますし、正答率も低いセクションですね。
この部分は配点が高めになっていると予想されるので、正答数を上げればスコアアップに結び付くことは間違いありません。
その対策としては、日本語の長文を斜め読みにするように、英語の長文も斜め読みする習慣をつけることです。
一朝一夕で取得できるスキルではありませんが、練習次第で取得できますし、試験対策としてもとても有効です。
また、長文問題は、文章の内容さえ押さえられれば設問自体は簡単という問題も多いです。
時間さえあれば、簡単に正解できたりします。
その意味でも、TOEIC攻略では、時間配分が大変重要になってきます。
レベル別のスコアアップ方法については以下の記事をご参考ください。
⇒TOEIC600点の難易度とおすすめの参考書!600点レベルを短期間で目指す方へ!
⇒TOEIC900点の難易度はどれくらい?転職・就職で生かせるのか