英検には有効期限があるの?TOEIC,TOEFLと比較して
英検に有効期限はありません
検定試験や資格試験の中には、一定期間が過ぎると更新する手続きをしなければ無効になってしまうものがあります。
自動車免許などは更新手続きが必要な代表的なものですし、英語の能力に関する検定試験の場合でも、TOEFLなどは受験してから一定期間しかスコアは有効ではありません。
転職や昇進、留学などにスコアが必要になった場合には、有効期限内のものを提出しなければいけません。
もしも過去に、自分でもびっくりするぐらいの高得点を獲得していたとしても、現在有効なスコアを提出しなければいけません。
英検は一度取得すれば維持できる
しかし、英検の場合には、そうした有効期限は設けられていないので、一度認定された級はその後ずっと有効です。
一定期間が過ぎたから英検1級合格が期限切れになってしまうということはありません。
有効期限がついていないという点では、最高峰となる英検1級でも、最も下位となる5級でも同じで、一度取得すればずっと認定資格を維持することができるのです。
また、英検の場合には有効期限が設けられていないだけでなく、上位級の受験資格として下位の級に合格していなければいけないというルールもありません。
そのため、過去に4級を受験したことがあるけれど、海外生活が長くなって1級に合格できる自信があるという人なら、中間の級を全て飛ばしていきなり1級の試験にチャレンジすることももちろん可能です。
有効期限がないからこそ挑戦したい検定試験
TOEFLのスコアに関しては、実際に留学や転職などで使いたい場合に、有効期限を気にしなければいけません。
それに、履歴書にスコアを記載したとしても、場合によっては有効期限が過ぎていて、なかったことにされてしまう場合もあります。
また、多くの社会人が受験するTOEICについても、有効期限に気を付けておいた方がよいでしょう。
特に履歴書にTOEICスコアを記載する場合には注意が必要です。
TOEICの有効期限については、以下の記事にまとめていますので確認しておきましょう。
⇒TOEICが有効期限切れ?2年後の履歴書の書き方【就活・転職する方へ】
しかし英検の場合には、そうした有効期限はないので、ずっと昔に取得した級でも、「過去の栄光」になることはなく、現在もこれからも、転職などの際にはずっと履歴書に記入することができます。
英検にはたくさんの級があり、どこからが履歴書に記載してプラスになるレベルなのかという点については議論の余地はありますが、取得したことは紛れもない事実なので、堂々と胸を張って記入すると良いのではないでしょうか。
特に2級以上を取得している人は、転職の際に「英語もできるんですね」とプラス評価されやすくなるので、1級でなくても恥ずかしがらずにぜひ記入してはいかがでしょうか。